
「寺院 御朱印」のカテゴリを含む記事
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[奈良県] 西国三十三所観音霊場の南法華寺(壺阪寺)④ 涅槃像~大講堂
前回に引き続き、奈良県高市郡高取町にあります『南法華寺(壺阪寺)』(みなみほっけじ(つぼさかでら))の最後になります(^^)/前回は、山を背にして中腹に佇む「大観音像」までを見てきましたが、続いては「天竺渡来釈迦如来大涅槃石像」(以下「大涅槃像」)からとなります。「大涅槃像」は全長8mの大きさがあるようです。「この石像、インドから招来された。インドにおける奉仕事業のご縁で始まった国際交流・石彫事業の一環として...
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[奈良県] 西国三十三所観音霊場の南法華寺(壺阪寺)③ 中興堂~大観音
前回に引き続き、奈良県高市郡高取町にあります『南法華寺(壺阪寺)』(みなみほっけじ(つぼさかでら))の3回目になります(^^)/前回では「禮堂」までを紹介しましたが、今回は壺阪霊験記にあります「投身の谷」の上に「お里澤市の像」からとなります。ちょうど「禮堂」の東側にその場所がありました。像の後には壺阪霊験記が書かれた休憩所もありました。「『壺坂霊験記』は明治時代初期に作られた浄瑠璃の演目で、歌舞伎や講談、浪曲...
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[奈良県] 西国三十三所観音霊場の南法華寺(壺阪寺)② 三重塔~禮堂
前回に引き続き、奈良県高市郡高取町にあります『南法華寺』(みなみほっけじ)の2回目になります(^^)/前回は「多宝塔」までを見てきましたが、続いては更に高い位置にあります「慈眼堂」です。色合いは「多宝塔」に似て朱色でまとめられています。「澤市投身の谷の横に、江戸時代に建立された阿弥陀堂がありました。 宝暦元年(1751年)に建立されたと寺の記録には記されております。本尊は阿弥陀仏が奉られたり、或いは時代によって...
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[奈良県] 西国三十三所観音霊場の南法華寺(壺阪寺)① 仁王門~多宝塔
今回は奈良県高市郡高取町にあります『南法華寺』(みなみほっけじ)に行きました(^^)/「南法華寺」は通称を「壺阪寺」(つぼさかでら)と言い、当寺のホームページもこの呼称でタイトルが表記されておりました。今回はあいにくの雨模様となりましたが、大きな寺院のため4回に分けてお届けします。まずは、入山受付にて大人600円を入山料として納め入場します。入山受付の後にある大きな建物は「大講堂」ですが、「大講堂」は最後に紹...
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[京都府] 西国三十三所観音霊場の穴太寺② 本堂他
前回に引き続き、京都府亀岡市にあります『穴太寺』(あなおじ)です(^^)/ 前回は「多宝塔」まで紹介しましたが、続いてはその隣にありました「三十三所観音堂」です。この堂にお参りすると全ての三十三所観音霊場をお参りしたことになります。入口は閉まっていましたので、お賽銭入れの穴から中を拝見させていただきました~ 大小あるのが気になりましたが、三十三体の観音さまが安置されていました。 「三十三所観音堂」の右隣...
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[京都府] 西国三十三所観音霊場の穴太寺① 仁王門~多宝塔
播州清水寺の参拝後は、岐阜へ帰る道中の京都府亀岡市にありました『穴太寺』(あなおじ)に行きました(^^)/正面の参道は県道407号線になっており、仁王門から少し離れた場所の西側に駐車場がありました。県道の突き当たりが「仁王門」です。「仁王門」は本瓦葺き入母屋造りで八脚門です。江戸時代中期(17世紀中期)の再建で、京都府登録文化財となっているようです。仁王門の手前には「西国二十一番穴太寺」と刻まれた寺号碑がありま...
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[兵庫県] 西国三十三所観音霊場の播州清水寺③ 地蔵堂~根本中堂
前回に引き続き、兵庫県加東市にあります『播州清水寺』(ばんしゅうきよみずでら)の3回目をお伝えします(^^)/前回お伝えした「大講堂」の北東側にある長い石段を登っていきます。石段途中の踊り場右手に宝形造りの「地蔵堂」がありました。本尊はもちろん地蔵菩薩になります。「創建 昭和十二年 常行堂跡地 本尊地蔵菩薩は東京芸大名誉教授菅原安男氏の昭和十二年作。この地にあった常行堂は後白河法皇の創建。 現在の建物は昭...
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[兵庫県] 西国三十三所観音霊場の播州清水寺② 大講堂~本坊
今回は前回と同じ、兵庫県加東市にあります『播州清水寺』(ばんしゅうきよみずでら)の続きをお伝えします(^^)/「大講堂」の外観から見ていきます。まずは、正面入口の全景ですが、間口が広いので広角でなんとか入るくらい横に長いです。この「大講堂」が御本尊である千手観音を安置しており、西国三十三所観音霊場の二十五番礼所となっています。因みに、この「大講堂」がある更に上に「根本中堂」がありますが、こちらももう一つ...
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[兵庫県] 西国三十三所観音霊場の播州清水寺① 仁王門~薬師堂
今回は自宅から250kmの場所、兵庫県加東市にあります『播州清水寺』(ばんしゅうきよみずでら)に行ってきました(^^)/駐車場に着くと、西端には「仁王門」がありました。「仁王門」の手前には「西国第二十五番霊場 御嶽山 清水寺」と刻まれた寺号標がありました。当寺の正式名は御嶽山清水寺ですが、同じ西国三十三所第十六番霊場である「清水の舞台」で有名な京都市の音羽山清水寺と区別するためなのか、こちらは「播州清水寺」を...
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[京都府] 関西花の寺 紅葉の金剛院
続いては、前回の松尾寺からは南西に5km程の場所にあります『金剛院』(こんごういん)に行きました(^^)/境内を取り囲む周辺林地は古くから社叢林として保存されてきたため、「金剛院京都府歴史的自然環境保全地域」として府県境の尾根筋まで広がる寺域は、とても豊かな自然が保持されています。門手前に赤い欄干の太鼓橋が架かり、門入口に誘います。棟門に両袖が付いた山門には、柱に「関西花の寺第三番」の文字が書かれた札が掲げ...
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[京都府] 西国三十三所観音霊場の松尾寺②
前回よりの続きで、今回も『松尾寺』(まつのおでら)になります(^^)/前回最後の写真の「本堂」より近寄って画面いっぱいに撮っています。屋根の緑青がいい味を醸し出していますので、重厚感のある建物に見えます。本堂の詳細を語る前に、周辺にあるものから見ていきます。まず最初にあったのは、岩をくり抜いた手水鉢に龍口か付いたシンプルな「手水」です。「手水」の更に東側にありましたのは、袴腰のある「鐘楼」です。 境内の...
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[京都府] 西国三十三所観音霊場の松尾寺
今回は、久しぶりに日本海側の京都府である舞鶴市に行って来ました(^^)/一人で下道ばかりを通り、岐阜から舞鶴まで3時間かけて『松尾寺』(まつのおでら)に着きました。標高693mの青葉山中腹にあり、西国三十三所観音霊場第二十九番の礼所になります。入口は苔むした石段から始まります。石段横には「御本尊馬頭観世音」と刻まれた石碑があります。石段の左側には「清浄洗心・抜苦与楽」と書かれた大きな水瓶がありました。江戸時代...
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[東京都] 都内最古の寺 浅草寺 西境内~影向堂
前々回から紹介しています、今回が3回目の『浅草寺』(せんそうじ)です(^^)/前回までに「本堂」~「五重塔」までを見てきましたが、今回は「西境内」です。この西境内案内図の下が「本堂」です。一番下にある矢印の所から順番に廻りましたので、そのままをお送りいたします。西境内最初は、東側にありました「銅像阿弥陀如来坐像」と「銅像宝篋印塔」です。続いて、西境内の南側に廻り、通路の右手にありましたのは、「恵日須・大黒...
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[東京都] 都内最古の寺 浅草寺 五重塔~銭塚地蔵堂
前回に引き続き『浅草寺』(せんそうじ)です(^^)/「本堂」のお参りを済ませ、東西から本堂全景をパシャリ「宝蔵門」の西側に「五重塔」はありますので、ちょっと戻ります。写真は「本堂」の西側全景(1枚目の写真)を撮ったときに後ろにあった「五重塔」です。ちょっと「宝蔵門」西側まで戻り「五重塔」を見上げます。「五重塔」の手前には専用の拝殿(立入禁止)が付いており、下からの「五重塔」全景を見ることはできません。(-_-)「...
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[東京都] 都内最古の寺 浅草寺 雷門~本堂
成田山新勝寺のお参り後は少し時間があったので、東京都台東区にある『浅草寺』(せんそうじ)に寄ってきました~(^^)/東京の神社仏閣へ行きましたのは、実に2年ぶりとなります。まずは、東京では一番有名なんじゃないかと思っている「雷門」です。訪れたのは4月の初めで、コロナ明けでしたが、すでに大勢の観光客で賑わっていました。。。門横にありました寺号碑です。「金龍山浅草寺」と刻まれた文字は山号+寺号で正式名になります。...
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[千葉県] 成田山新勝寺 平和大塔~成田山公園
「醫王殿」に続いては、『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の「平和大塔」から最後までを紹介します(^^)/「醫王殿」の右横にあります「平和大塔」(へいわのだいとう)は、昭和59年(1984)に総工費約350億円で建立されました。真言密教の教えを象徴する塔で、総高は58m、1階は成田山の歴史展、写経道場各種受付があります。2階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安され、3・4階...
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[千葉県] 成田山新勝寺 清瀧権現堂~醫王殿
「光明堂」に続いては、『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の「清瀧権現堂」から「醫王殿」までを紹介します(^^)/と、言いたいところですが、残念ながら「清瀧権現堂」は保存修復工事に入っており、見ることができませんでした(; ̄O ̄)ガーン近くにスーパーゼネコンの大林組の事務所があるなぁと思ってたら…普段から中に入ることは出来ないようなんですが、最初に見た「三重塔」や「鐘楼」のような色鮮やかな装飾が施されて...
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[千葉県] 成田山新勝寺 国重文の額堂~光明堂
前回の「釈迦堂」に続いては、『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の「額堂」になります(^^)/「釈迦堂」の境内からは北側の石段を上った所に堂宇がたくさんありました。右側が「開山堂」、次に一番奥の方に見えるのが「平和大塔」、その次が「光明堂」で中心の一番大きく写っているのが「額堂」で、最後が「朝日観音堂」です。「額堂」はその名の通り「額」や「絵馬」を掲げる建築物ですが、ここにある「額堂」は国指定の重...
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[千葉県] 成田山新勝寺 花まつりの釈迦堂
前回の出世稲荷に続いては『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の釈迦堂です(^^)/出世稲荷へ向かう時に通った石段を下り、北へ曲がった所の花壇広場です。右に大本堂があり、左側に釈迦堂があります。中央の花壇の場所を左に曲がった所に「成田山花まつり」と書かれた「白象」(びゃくぞう)がいました。白象については、「花まつりは、お釈迦さまのお誕生をお祝いする行事です。 お釈迦さまは、約2500年前の4月8日、インドの...
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[千葉県] 成田山新勝寺 出世稲荷大明神
『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の大本堂に続いては、境内最西にある「出世稲荷」(しゅっせいなり)となります。何も知識を入れずに来ましたので、本来なら前回最後に見ました大本堂の西側にある「釈迦堂」に行っていましたが、大本堂で御朱印を書いてもらっている時に「成田山御朱印MAP」をいただきまして、その順番の2番は「出世稲荷」となっていましたのでそこから回ることになりました(^^)/最初にありました石段を...
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[千葉県] 真言宗智山派大本山 成田山新勝寺 総門~大本堂2
前回よりの続きです。『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の「大本堂」からとなります(^^)/銅板葺きの緑青が美しさを際立たせ、二重屋根が更に豪華さを醸し出しています。まずは、「大本堂」の周りにあります堂宇から見ていきます。境内の左手には、総門をくぐった左手にもありましたが、「御護摩受付所」です。「納札所」や「御守・御札受場」なども併設されています。境内の右手には、煌びやかな装飾が施された「三重塔」...
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[千葉県] 真言宗智山派大本山 成田山新勝寺 総門~大本堂1
今回"大人の事情"では初めての千葉県となりました。タイトルにもありますが『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)に行ってきました(^^)/息子の見送りで、前日に成田駅近くのホテルに泊まりましたので、そこから歩いて向かいます。ちょっと歩くと「成田山表参道」に出ます。この参道、なんと1㎞くらいあるんです!その1㎞の間にお土産屋さんや食べ物屋さんなど色々なお店があり、朝からかなりの賑わいでした。ようやく豪華な「...
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[岐阜県] 下呂市湯之島に開基 温泉寺
前回に続いて下呂市湯之島にある『温泉寺』(おんせんじ)です。前回は、玄関の七福神寿老人でのお参りまででしたが、続いては山門右手にありました「鐘楼」です。本瓦葺き入母屋造りの屋根があり豪華な造りです。手前には野口雨情作詞で下呂歌謡の歌碑がありました。「下呂の温泉 お薬師さまは 昔ながらに 湯の守り」と刻まれています。境内の南側にいます観音菩薩立像はまだ新しいようです。境内の東南側にありましたのは「普明...
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[岐阜県] 飛騨街道 湯之島宿にある 温泉寺
下呂温泉合掌村にありました「かえる神社」の参拝後、合掌村を出て駐車場まで戻ってきました。続いてはそこから北にある『温泉寺』(おんせんじ)を目指します(^^)/下呂温泉はアップダウンが激しい場所で、今度は湯の街通りを上に登って行きます。少し登ると道中に黒塗りの鳥居が出てきました。鳥居には「飛騨街道 湯之島宿」の札が掛かっており、どうやら湯之島宿の入口のようです。街道沿いには「湯の街通り」と書かれた木製の常夜...
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[奈良県] 日本最古の大仏を安置 飛鳥寺(安居院)
岡寺(龍蓋寺)を離れ次に向かいましたのは、数㎞北西の明日香村飛鳥に鎮座する『飛鳥寺』(あすかでら)です(^^)/駐車場に入り、車の前から境内の全景を見ています。境内入り口前に「遠路ようこそ飛鳥路へ!」と題して住職謹記が書かれていました。「現在の本堂は古えの中金堂(一塔三金堂)の位置に相当し本尊飛鳥大佛は千三百九十有余年間そのままに座したまうは奇跡の存在といえよう。 平安朝まではより以上に膨張し中世以後天災地...
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[奈良県] 石窟の弥勒を祀る奥の院 岡寺(龍蓋寺)
前回に引き続き『岡寺(龍蓋寺)』(おかでら(りゅうがいじ))になります(^^)/前回は本堂までを見てきましたが、更に奥の「奥の院」に進みます。龍蓋池の前に、開基である義淵僧正と龍蓋寺の始まりを描いたレリーフがありました。 「飛鳥を荒らす悪龍を其の法力により石の蓋をもって 池に封じ込め 改心させる龍は善龍となり今もこの池に眠る この池を龍蓋池と名付け龍蓋寺(岡寺)の始まりとなる」と書かれていました。龍蓋池を過ぎ...
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[奈良県] 西国三十三所観音霊場 岡寺(龍蓋寺)
前回は三重塔までを見ましたが、今回も『岡寺(龍蓋寺)』(おかでら(りゅうがいじ))になります(^^)/写真は三重塔からの境内全景となります。手前左が前回見た「大師堂」、その奥に見えるのが「白書院」と「寺務所」です。意義奥にあります大きな建物が「本堂」となりますが、今回は本堂までを紹介させていただきます。三重塔の東側を更に上に登ると、上から境内を見下ろすことができます。山を切り開いて建立されたことがよくわかり...
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[奈良県] 日本最初の厄除け霊場 岡寺(龍蓋寺)
今回は寺社の訪問としては昨年最後となりました、奈良県明日香村にあります『岡寺(龍蓋寺)』(おかでら(りゅうがいじ))です(^^)/まずは、境内西側の県道沿いにある駐車場に車を駐め、「飛鳥周遊歩道」の階段を上がっていきます。この階段の右手にある「治田神社」(はるたじんじゃ)境内地にあったとされる「岡寺跡」について書かれた石版がありました。「岡寺(龍蓋寺)は義淵僧正によって建立されたと伝えられる寺院であるが、創建当...
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[滋賀県] 安土城郭内にある織田信長菩提寺 摠見寺
今回は、前回の「安土城跡」大手道途中にありました『摠見寺』(そうけんじ)です(^^)/当日は特別拝観(有料)を行っており、入口に木製看板で案内がありました。現存するこちらは仮本堂らしく、江戸時代末期に本堂焼失後、昭和七年「伝徳川家康邸跡」に仮本堂が建てられ現在に到っているそうです。入口前に「伝徳川家康邸址」と刻まれた石碑がありました。前述したようにこの敷地に仮本堂を建てています。摠見寺の特別拝観に進みます...
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[滋賀県] 西国三十三所観音霊場の長命寺③
前回の本堂に続きまして、『長命寺』(ちょうめいじ)の三仏堂から報告します(^^)/まずは、本堂のすぐ西側にありました「三仏堂」です。右側に「本堂」があり、渡廊下を介して「三仏堂」に繋がっています。「三仏堂」は檜皮葺き入母屋造りとなっており、三仏の名の通り、釈迦如来・阿弥陀如来・薬師如来の三仏を祀っています。堂手前にあった説明板を撮ってきませんでしたが、下に書いておきます。「三仏堂」は滋賀県指定有形文化財...